(読書ノート)天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論
山口周さんの『天職は寝て待て』という本を読んでノートを作ったので紹介します。
こちらの本です。
天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書)
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/04/17
- メディア: 新書
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アマゾンプライム会員だと無料で読めるkindle本があるのでおもしろそうな本を適当に選んで読んでいたんですが、この本はそのときたまたま手に入れたものでした。主に転職についてですが読書法についても書いてあり、効率の良い読書法を身に着けようと思わせてくれた最初の本でした。読書ノートテンプレートを作成する前に読んだのでテンプレートは活用していませんが、読書中に学んだことをメモしました。
- 著者名
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山口周
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タイプ
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ビジネス本
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読み終えた日付
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12・22・2018
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学んだこと
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就職・転職の際に考えるべきは自分が世界に何を求めているかではなく世界が自分に何を求めているか。
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”未来は予測不可能である。確実な未来予知の方法は、未来自体を作り出してしまうことである。”
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就活:ノウハウ本を鵜呑みにするのではなく、それを読んだ他の人たちとどうやって差別化するか考えながら読むべし。
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自分の得意なことなどやってみないとわかるわけがない。よってそれについて考えることは無駄である。
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本当に好きなことは無意識に行っているものである。
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オンリー1ではなくナンバー1になるためには、今の自分を部分的には否定しないといけない。自分らしくない事にもある程度耐えることが必要である。
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キャリアアンカー:自分が仕事をするとき最も譲れない事
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自分は全般管理コンペタンスタイプ
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組織の階段を昇りつめて経営者になる事
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良い偶然を呼び込むには?
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好奇心、様々なことに興味を持つ
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粘り強さ
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柔軟性
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楽観性
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リスクテイク
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キャリアの転機はあまり親しくない人から訪れる。
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親しい人とばかり付き合っても学べることは限られる。
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読書法
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関連した本を固め読みすべし。
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興味のない本や眠い時に本を読まない。
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頭に残らない。
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他人の意見を鵜吞みにせず批判的に読む。
感想
自分がこの本を読んで最も感銘を受けたことが二つあります。まずはキャリアの転機はとても仲いい人からでもなく、よっ友からでもなく、その中間の存在からやってくるということです。仲のいい親友などは趣味や性格が似通っているため話題も新鮮味がなく新しく学べることが乏しい。反対によっ友は挨拶程度で終わる関係なので話す機会がない。ではその中間、例えば同僚などはどうか。自分がいつも付き合ってる人たちとは違うタイプの知り合いを持っているため、新しい事を学べる機会やキャリアオポチュニティを提供してくれるんですね。この結論は統計で証明されているので、転職を考えている人は今の仕事に真面目に取り組むことで同僚にいい印象を与えることが大事だと山口さんは考えています。私は以前読んだ本にはたくさんの友達と付き合うよりも生涯付き合うだろう何人かの親友との関係を大事にしたほうがいいと書いてあったので、内容を鵜呑みにして親友とばかり一緒にいました。しかし、この本を読んで就活・転職ではこの考えは通用しないなと実感しました。
二つ目は関連した本を固め読みすること。この後読んだ読書法の本にはどれも固め読みのことが書いてあったのでもしかしたら常識なのかもしれませんが、僕はこの本を読むまで知りませんでした。たくさんの本を読んできたのですが内容をすぐ忘れてしまっていたので、この方法は素晴らしいと思ったのです。ではまずどんなジャンルから読もうかと思ったときに、効率良く本から学ぶ方法を身に着けようと思って読書法関連の本を固め読みする事にしました。